十勝ホロカヤントー竪穴群

ホロカヤントー付近には、およそ千年前の擦文文化期に作られた竪穴住居群の跡が残っています。
太平洋に面する標高15mの晩成海岸段丘上に南北約2kmにわたってつくられた先住民族の一大住居集落で、周辺に約130ヵ所も分布しています。
現在は一辺の長さ5m前後、深さ50㎝から1mの竪穴のみが残っている状態ですが、復元された住居も展示しています。
擦文式土器や金属器、動物骨格などが出土しており、擦文文化を究明する上で貴重な遺跡となっています。

昭和41年7月7日に北海道指定文化財に指定されています。

基本情報

住所 〒089-1882 北海道広尾郡大樹町晩成1
TEL 01558-6-2133(大樹町生涯学習センター)
アクセス 大樹町役場から車で30分