晩成社史跡

「十勝開拓の祖」とよばれる依田勉三率いる晩成社は、明治16年に現在の帯広市へ入植し、3年後の明治19年に大樹町で晩成社当縁牧場を開設し、牧畜業を始めました。原生林を切り開き、不毛と思われた土地に鍬を下ろし、畑作と酪農を試みたのです。また、半地下式のサイロを作り、バターの製造やチーズの試作など時代を先取りした酪農経営を展開し、今日の大樹農業の基礎を築き上げました。
こちらには依田勉三が住んでいた住居の復元や、井戸跡、サイロ跡、ムロ跡、また、勉三が詠んだ「もみじひら歌碑」などが残されています。
十勝開拓が始まった場所で、歴史に思いをはせてみませんか?

基本情報

住所 〒089-1881 北海道広尾郡大樹町生花
TEL 01558-6-2133(大樹町生涯学習センター)
アクセス 大樹町役場から車で30分